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事例で見る介護

施設編 ~認知症の親を施設介護するということ

① 母親が認知症になった

認知症状は急激に
母親
「憲一がまだ学校から帰ってこないわ」

小林憲一の母親に認知症の症状がはっきりと出てきた。

いやがる母親になんとか検査を受けさせた結果、認知症の専門医から「アルツハイマー型認知症」と診断され、介護保険サービスを受けるための要介護認定では要介護2と認定された。

母親
「大丈夫よ。そんなに年寄り扱いしないで」

母親は憲一との同居をかたくなに拒んだ。

医師の話によると、今の生活環境のままでは認知症の進行を遅らせることは難しいという。

憲一は早急に施設を探すことにした。

認知症と診断されて

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② 対応その1 グループホームを利用することになったら

小林さんは、母親のアルツハイマー型認知症の進行を少しでも遅らせるため、グループホームを利用することにした。

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは?

グループホームとは、少人数(5人~9人)を単位とした共同住居の形態をとっている施設。
入居者やスタッフが共同で日常生活のなかで「なじみの関係」をつくり上げ、認知症の症状の進行を穏やかにする効果があるといわれている。また、一般家庭に近い環境で生活をし、介護が受けられるため、生活動作を行う上での「つまづき」や「行動障害」を軽減することができる。

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは?

個人を大事にしてくれるグループホーム利用料は高い?安い?

①1ヶ月にかかる費用例(要介護2の方が東京都内にあるグループホームに入所した場合)
サービス内容 介護保険適用(1割) 介護保険適用外
介護サービス利用料 28,149円 -
居室使用費 - 105,000円
食材費 - 47,250円
共益費 - 26,250円
利用者負担(小計) 28,149円 178,500円
利用者負担 合計 206,649円

※費用例は2012年4月時点のものです

②その他の費用例
内容 金額
入居時保証金 500,000円

※入居時保証金は利用施設によって異なります

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③ 対応その2 特別養護老人ホームを利用することになったら・・・

小林さんは母親の年金で介護費用がまかなえるよう、比較的利用料の安い特別養護老人ホームの申込みをすることにした。

特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)とは

特別養護老人ホームは、介護保険3施設のうちのひとつで、食事や排泄など常時介護が必要で、自宅での介護が困難な方向けの施設となっている。 平成17年10月から、「居住費」「食費」は介護保険の給付対象外となり、利用者負担となったが、それでも安価な費用が魅力であり、入居待機者が多い。

特別養護老人ホームは4人部屋など多床室が主体であったが、厚生労働省は、入居者の尊厳を重視したケアを実現するため、個室・ユニットケアの積極的な整備を進めている。

安価な施設利用料

1ヶ月にかかる費用例(東京都内にある特別養護老人ホームに入所した場合(要介護1・多床室))
サービス内容 介護保険適用(1割) 介護保険適用外
介護サービス利用料 21,111円 -
居室使用費 - 9,600円
食材費 - 19,500円
雑費(理美容・レクリエーション) - 3,000円
利用者負担(小計) 21,111円 32,100円
利用者負担 合計 53,211円

※費用例は2012年4月時点のものです

※介護サービス利用料は要介護度によって設定され、重度になればなるほど高額になる

※ユニット型(個室ケア)を利用した場合、介護サービス利用料が1割から2割増の金額となる

どのくらいの待機者がいるの?

特別養護老人ホームの数は、約6000施設。
入所定員は多床室(相部屋)で約33万人、ユニット型個室で約9万人、あわせて42万人分となる。

下記は厚生労働省が2009年12月に発表した資料だが、申込者つまり待機している人の数が、42.1万人であり、日本全国のベッド数と同じとなっている。
入所待ちの状況は、これまでのような申込み順ではなく、『介護の必要の程度及び家族等の状況を勘案し、必要性が高いと認められる入所申込者を優先的に入所させるよう努めなければならない』と省令が改正された。

特別養護老人ホームの入所申込者の状況
~申込者数は約42.1万人~

(単位:万人)

  要介護
1~3
要介護
4~5
全体 24.3
-57.60%
17.9
-42.40%
42.1
-100%
うち
在宅の方
13.1
-31.20%
6.7
-16.00%
19.9
-47.20%
うち
在宅でない方
11.1
-26.40%
11.1
-26.40%
22.3
-52.80%

出典:厚生労働省 報道発表資料 2009年12月22日 老健局高齢者支援課

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④ 対応その3 有料老人ホームを利用することになったら・・・

小林さんは、「郊外の施設で家族が面会に来られないようなところより、住み慣れたところで生活をしたい」という母親の好みや生活スタイルを重視するため、都心に近い有料老人ホームを利用することにした。

有料老人ホームとは

介護や食事サービスが付いた高齢者施設。介護保険の特定施設入居者生活介護の認定を受けている施設では介護保険の適用ができる。有料老人ホームの経営は民間企業が主で、建設費や運営費は、すべて利用料(入居者負担)により賄われており、その種類と金額は、施設ごとに異なっている。

介護保険施行後、その数は大幅に増え、特徴や個性を打ち出したサービス内容で、高齢者の方のライフスタイルや介護の必要度に応じて選べるようになっている。

終の棲家を手に入れるためには・・・

①初期費用
サービス内容 費用
体験入居(2泊3日) 30,000円
入居時保証金 2,000,000円
介護ベッド購入費
※施設によっては購入必須
450,000円
車いす購入費
※施設によっては購入必須
180,000円
家具等 300,000円
医師の診断書(入居判定用) 5,000円
初期費用合計 2,965,000円

※費用例は2012年4月時点のものです

※入居時保証金は利用施設によって異なります

②1ヶ月にかかる費用例
サービス内容 介護保険適用(1割) 介護保険適用外
介護サービス利用料 21,782円 -
月額利用料(食費など含む) - 200,000円
利用者負担 合計 221,782円

※費用例は2012年4月時点のものです

※介護サービス利用料は施設の基準・運営状況によって異なります

⑤ Point

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