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生活習慣病について調べる

脂質異常症

脂質異常症とは

血液中の脂質が異常に増えた状態、また特定の脂質が少ない状態を脂質異常症といいます。
脂質とは主にコレステロールや中性脂肪のことをいいます。コレステロールは細胞を形づくったり、ホルモンを作る素になったりします。また、中性脂肪は身体を動かすエネルギーの源となります。このように、脂質は身体にとってなくてはならない大切な働きをします。

ちなみに、善玉(HDL)コレステロール、悪玉(LDL)コレステロールというのは、コレステロールを説明するときに分かりやすくなるようにつけられた名前です。LDLコレステロールには、コレステロールを全身の細胞に運ぶ重要な役目がありますが、血中に増えすぎると、血管の内側の壁にくっついて血管の壁を傷つけたりします。これが「動脈硬化」です。
一方、HDLコレステロールは、細胞内や動脈内の不要なコレステロールを肝臓に戻す役割を果たしています。つまり、動脈硬化を防ぐという意味で、HDLは善玉コレステロールと呼ばれています。

なぜそうなるのか

体質などの遺伝的なものや他の病気に伴って、脂質異常症を発症する場合もあります。しかし、約8割は食べ過ぎ、運動不足、肥満、喫煙等の生活習慣に関連した原因が重なり、脂質異常症を発症しているといわれます。

脂質異常症の種類と原因

下記の検査値などから判断されます。

○高LDLコレステロール血症【診断基準:LDLコレステロール140mg/dl以上】
動脈硬化を促進させる悪玉のLDLコレステロールが多い状態です。動物性の脂肪を多く摂取することや、肥満、運動不足によって増加します。
○低HDLコレステロール血症【診断基準:HDLコレステロール 40mg/dl未満】
動脈硬化を予防する善玉のHDLコレステロールが少ない状態です。遺伝的要因、運動不足や喫煙によって少なくなります。
○高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)【診断基準:中性脂肪(トリグリセライド、TG) 150mg/dl以上】
中性脂肪が多い状態です。食事で摂った糖質や脂肪はエネルギーとして使われますが、余った分は肝臓で中性脂肪に合成されて脂肪細胞として身体に貯えられます。甘いもの、脂っこいもの、アルコールの摂り過ぎで増加します。

放置するとどうなるか

脂質異常症の状態でも、なかなか自覚症状は出てきません。しかし、治療をせずに放置していると、動脈硬化が進行します。
動脈硬化は脳出血や脳梗塞、狭心症や心筋梗塞等命に関わる重篤な合併症を引き起こします。
脂質異常症が認められたら受診し、医師の指示に従いましょう。

動脈硬化の進行

生活習慣改善のポイント

脂質異常症を予防、または改善するためには、以下のような生活習慣を心がけることが大切です。

生活習慣改善のポイント

  • 適正体重を維持する
  • 栄養バランスの良い食事を摂る
  • 食物繊維を多く含む食品を摂る
  • 牛、豚、鶏などの脂肪を減らし、魚や植物の油を多くする
  • お酒は適量にとどめる。一日に日本酒なら一合、ビールなら500ml
  • 適度な運動をする
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