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ドクター根来の健康+長生き生活講座

レスベラトロール編

レスベラトロールで長寿遺伝子をスイッチON

長寿遺伝子は、この講座でも何度かお話しましたが、改めてお話をしましょう。
2000年にマサチューセッツ工科大のレオナルド・ギャレンテ教授によって、「サーチュイン」という寿命を延ばす長寿遺伝子が発見されました。これは大きな発見で、遺伝子的に加齢に抗い、若々しく生きることが不可能ではないことを科学的に示す第一歩となりました。

長寿遺伝子が活性化(スイッチONの状態)されると、サーチュインというたんぱく質が作られ、それがエネルギーを作り出す細胞内の小器官、「ミトコンドリア」やDNAの末端にあるテロメア(寿命の回数券のような存在)を保護するのです。ミトコンドリアが保護されることで、エネルギーを作り続けることができ、同時にテロメアが保護されることによって、寿命が延びることになります。

サーチュイン遺伝子が活性化されるとミトコンドリアやテロメアが保護される

長寿遺伝子が活性化する方法として、すでにこの講座の「カロリー編」にて、「カロリス」(カロリーリストリクション:栄養バランスを整えたカロリー制限)による活性化方法をお話しました。

ここでは、別の方法もご紹介しましょう。

昨今では、よく知られるようになった、赤ワインやぶどうの皮に含まれているポリフェノール。ポリフェノールは、フェノール性ヒドロキシ基という植物成分の総称なのですが、そのうちの一種「レスベラトロール」という成分が、サーチュイン遺伝子のスイッチを活性化することがわかってきています。

実際に、虫や動物にレスベラトロールを食べさせると、寿命が延びることがわかりました。また、レスベラトロールには、強い抗酸化作用や、糖尿病や高血圧などの病的な因子を抑える効果、前述のエネルギーを作り出すミトコンドリアを増やす作用があることも分かってきました。

植物由来のこの成分は、赤ワインや干しぶどうなどで簡単に摂取することができます。

赤ワインや干しぶどうに含まれるポリフェノールがサーチュイン遺伝子を活性化させる

ただし、何事も過ぎたるは及ばざるが如し。赤ワインがいくら長寿にいいからといって、赤ワインだけでレスベラトロールを大量に摂取することはできませんし、レスベラトロールを摂取するためだけに大量に飲んでは、アルコールで体に負担をかけるばかりです。逆に、最悪の場合、肝硬変になってしまうこともあります。ワイングラスで1杯(180ml)程度にしておきましょう。また、飲酒は睡眠には悪影響を及ぼします。特に、寝る直前の飲酒は、深い眠りの妨げにもなり得ます。ワインを飲む場合は、床に入る4時間前くらいまでとしておきましょう。

赤ワインで楽しい食事をしながら、長寿遺伝子の活性化をぜひお試しあれ!

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