1. Home >
  2. 学園マップ >
  3. 健康増進棟 >
  4. アンチエイジングについて >
  5. ドクター根来の健康+長生き生活講座 >
  6. 食材編

ドクター根来の健康+長生き生活講座

食材編

「さびないカラダ」をつくりましょう

ヒトの老化と大きくかかわっているのが、カラダの酸化=さび。
そして、さびを引き起こす犯人が「フリーラジカル」という老廃物です。
今回は、このフリーラジカルから身を守り、「さびないカラダ」をつくるための食材についてご紹介します。

3つのポイント

Point1 カラフルな食材をとる

カラダをさびさせない、抗酸化作用のある食材をとりましょう。例えば抗酸化物質「ポリフェノール」を多く含む、ブロッコリータマネギリンゴ大豆ココア緑茶コーヒーなど。また、トマトを赤くする「リコピン」ニンジンをオレンジにする「β-カロテン」サケのサーモンピンク色をつくる「アスタキサンチン」なども抗酸化作用のある成分ですから、これらの食材もおすすめです。このように、カラフルな色合いの食材が、抗酸化食材のひとつの目安になります。この他にも、ビタミンCビタミンEを多く含む食材を同時にとると、ぐんと抗酸化作用を発揮しフリーラジカルを取り除いてくれます。

Point1 カラフルな食材をとる

Point2 メラトニンの材料となる食材をとる

睡眠ホルモンともいわれる「メラトニン」は、体内でつくられる最強の抗酸化物質でもあります。そのメラトニンは脳内ホルモンの「セロトニン」からつくられます。セロトニンの主原料は「トリプトファン」という成分。このトリプトファンを多く含む食材をとることが、メラトニンの生成を促し、抗酸化力を高めることにつながります。トリプトファンは、牛乳カッテージチーズなどの乳製品豆腐きな粉などの大豆製品ピーナッツアーモンドなどのナッツ類卵黄バナナなどに多く含まれます。

Point2 メラトニンの材料となる食材をとる

Point3 酸化した食べものはとらない

酸化した食べものは、食べると体内でフリーラジカルを増やしてしまう、カラダに悪い食材の代表です。新鮮でないもの、つくり置きしたもの、中でもとくに油は酸化しやすいので、揚げものは要注意です。できるだけフレッシュなもの旬のものつくりたてのものを食べるように心がけましょう。

くわしい解説
さび(酸化)が生じるとカラダの中はどうなるのか、ちょっとのぞいてみましょう。

さびは細胞を攻撃して、さまざまな病気の原因に

さび(酸化)を引き起こすフリーラジカルが発生すると、細胞はどうなるのでしょうか。皮膚の細胞ならそれがもとでシミシワができます。脳の中で起こるとアルツハイマー病の原因にもなります。また、血管の中では、血液中の悪玉コレステロール(LDL)がフリーラジカルによって酸化されると「超悪玉コレステロール」となって動脈硬化を進行させます。これが悪化すると、高血圧や脳卒中、心筋梗塞などを引き起こし命にもかかわります。また、内臓の細胞がフリーラジカルによって攻撃され、その細胞のDNAが酸化されると、DNAが壊れて異常な細胞をつくってしまいます。これがときに、がんの原因となることもあります。

そこで私たちのカラダには、このような病気や老化をもたらす元凶であるフリーラジカルに負けない抗酸化物質が必要となります。それが上でご紹介した抗酸化食品や強い抗酸化作用をもつメラトニンであり、それらにはフリーラジカルを無害化する働きがあります。

カラダがさびると細胞は…

メラトニン・パワーでがん予防効果も

最強の抗酸化物質であるメラトニンには、免疫力を高める作用もあります。

免疫とはカラダの中で異物を見つけて、それを撃退する力ですが、その働きにはさまざまな細胞がかかわります。たとえば、かぜの原因となるウイルスを撃退するのは、白血球の一部となるリンパ球であり、その中の一種「T細胞」は胸骨の後ろにある「胸腺」というごく小さな器官でつくられています。この胸腺を刺激して、T細胞をたくさんつくらせる力があるのがメラトニンです。そのため、メラトニンがたっぷりつくられるとT細胞がたくさんできて、かぜをひきにくくなったり、かぜになっても早く治すことができます。

また、メラトニンがよく分泌され、T細胞がたくさんできると腫瘍、ひいてはがんを防ぐことにつながると考えられています。上でご紹介したメラトニンの材料となる食材をとることは、がんを予防するうえでも有効といえるのです。

健康増進棟
  • 健康増進棟ガイダンス
  • 生活習慣病と5疾病について
  • アンチエイジングについて
  • 調理実習(ヘルシーレシピ)
あんしんセエメエ